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呑んでみたよ - Duvel Tripel Hop

今日は とっておきを開封。デュベルは私の最も好きなビールの一つで、キレ、コク、香りどれをとっても最高でぐびぐび飲めてしまいます。その透き通った容貌とは裏腹に、アルコール度数8%以上の高さであっという間に酔わせてしまうという魔性の貌を持ったビール。通常のデュベルはホップが二種類使われているのに対し、こちらは名前の通り三種のホップで仕込まれています。

2008年にスタッフの為だけに造られた試作品だったビールが、そのあまりの出来栄えにボトリングされてリリース。世界中で称賛の声を浴びて毎年製造されるようになりました。毎年レシピを変えて醸造されるのが特徴の一つ

今年のホップは、日本のソラチエースホップを使用。ブリュードッグやミッケラーも使ったビールを出していますね。

色は淡いクリアゴールド。この色でIPA以上のアルコール度数があると誰が思うでしょうか。
香りはレモンや薬草のような爽やかな感じ。口に含むとレモンを思わせる酸味に続いて、がっつりとホップの苦み。通常のデュベルより柑橘系が強く、かなり華やかな印象です。
いやーもうデュベル大好き!ついついごくごく喉を鳴らして飲んでしまいます。

トリプルホップは例年異なるホップを使用しているので、飲み比べてみるのも面白そうです。2012年のトリプルホップをたまたま入手する機会があったので、いずれ今年の残りと一緒に開封してみようかと思います。

 

話は変わりますが、デュベルに何故思い入れができたかというと、やはりベルギーへ旅行した時の思い出でしょうか。
現地スーパーでデュベルが約1ユーロで売られていた光景が忘れられません。レフ、デリリウム、ゾット、どれも日本で買えばそこそこ値が張るビールが水よりも安く、棚にズラーーーっとありふれた物のように雑然と並べられていました。私には宝の山に見えました。f:id:north_god:20131030003805j:plain

(ちょっ、まっ、こんなに沢山を見るの初めて!)

それから旅行中は、毎日それこそ朝昼晩呑みまくって過ごしていましたね。本当に楽しかった。
あの経験のせいか、それまでお高いイメージでちょっと身構えて呑んでいた海外のビールでも、堅苦しいことは無しに気楽に楽しめるようになった気がします。

トリプルホップは少し手に入れにくいビールではあるのですが、まあいいのです。酒は呑むものだ。

商品名:デュベル・トリプルホップ
原産国:ベルギー
スタイル:ベルジャン・ストロング 
原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母
アルコール分:9.5%