飲んだ - エルディンガーフェストビア

オクトーバーフェストからやや日にちが経ってしまいましたが、今回は本場ドイツからのフェストビア。ただし、よく見ると「ヴァイスブロイ」の文字が。
そう、小麦を使ったオクトーバーフェストビア"風"ビールなのです。

現在ドイツで開催中の世界最大のビール祭り、オクトーバーフェストの為だけに小麦ビールマーケットシェアNo.1のエルデインガー社が特別醸造した完全限定品です。
このフェストビアは当醸造所のフラッグシップボトルであるミットファイナー・ヘーフェのフルーティーなボディーを豊かにヴァージョンアップさせたものです。瓶内二次発酵の酵母入りビールで、アルコール度数を若干上げており、色合いもやや濃い目でスパイシーさを増した味わいに仕上げています。ホップの苦みは柔らかで非常にまろやかでフルーティー。泡立ちがきめ細かく、とてもクリーミィーな口当たりです。
世界中のビールファンからの熱い要望に答え、ボトル入りの醸造を再開しました。

ミュンヘンのオクトーバーフェストに参加できるのは現地に醸造所を持つ、シュパーテン、レーヴェンブロイ、ホーフブロイハウス、ハッカープショール、パウラーナー、アウグスティーナーのみなので、厳密にはオクトーバーフェストビアではありません。ただ、昨今はこのお祭りに合わせた商品のことをオクトーバーフェストと名乗るのことはゆるーく許されているみたいです。

日本語ラベルには「フェストビア」と記載。

色はヴァイツェンとしてはかなり褐色の入ったゴールド。
小麦の甘さとフルーティさ。スパイシーさが後口をややドライな印象にしている。反面尾を引くようなヴァイツェンらしい華やかさはやや抑えめ。
麦をそこそこ感じられつつも軽くて飲みやすいので、女性に勧めやすそうです。
なかなか悪くありません。

最初の一杯目には適していますが、マスジョッキで飲むには私にはやや大人し過ぎるビールでしょうか。

商品名：Erdinger Weissbier“Oktoberfestbier”
原産国：ドイツ
スタイル：ヴァイツェン（上面発酵）
原材料：麦芽、ホップ
アルコール分：5.7%
満足度：★★★