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飲んだ - Boont Amber Ale

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暫くあまり酔えない理由があったので、久々の一杯。
アメリカからの夏にぴったりのビール。ratebeer評価は88。


醸造所周辺の地域を指すBoontという言葉を冠したビールだけあって、醸造所のメインビールといっても過言ではない1本です。
アメリカン・アンバーらしくしっかりと効いたホップのアロマにコクと甘味を感じるモルティな味わいが絶妙!
グレープフルーツなどのシトラス系のホップアロマにロースティでナッティな香ばしさとオイリーさを感じるフレーバー、そして全体をエレガントに演出してくれる紅茶のような複雑でハービィなフレーバーと、とてもバランスよく綺麗なアンバーエールに仕上がっています。これぞ美味しいアメリカン・アンバー!

プリントされている謎のキャラクターは、熊(Bear)に鹿(Deer)の角を生やした架空の生物ビアー(Beer)。ビールの妖精でしょうか。
醸造所のビールには全て、本体の絵や道路標識にデフォルメされているなどして必ずビアーが入っています。イメージキャラクターの存在は日本人の感覚からして楽しくなります。
そしてこのアンバーエールはアンダーソンバレー・ブリューイングを象徴するフラッグシップビール。フライドポテトやスナックなど、アメリカのジャンクフードと一緒に楽しむことを目指したもので、カラメルとしょっぱい塩の味が口の中で混ざることで塩キャラメルのような風味になるのだとか。

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色はブラウン寄り。他のアメリカビールの強烈なホップの苦さと比べると控えめで、華やか過ぎない高バランス設定。確かに食中酒にぴったり。
ボディは軽めでドライフェニッシュ。やや薄いという意見もありますが、今の季節ならこのくらいのが心地よくガンガン飲めます。

ブーントは瓶も缶も両方日本に入ってきており、ネット通販を診る限りでは同じ値段設定になっているようです。
缶は中身が変化しにくくハズレを引く確率が低いので、輸送に時間がかかる輸入ビールだからこそ缶ビールの方が安心できるのですが、何故か割高感を感じるのが不思議なところ。容量は同じ以上、全く根拠が無い筈なのですけどね~。


商品名:
原産国:アメリカ
スタイル:アンバーエール
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5.8%
IBU:16
満足度:★★★