中野ビール工房に行ってきました
知る人は知っている総武線沿線のブルーパブ「高円寺麦酒工房」の姉妹店が、5月に阿佐ヶ谷、荻窪と続いて中野に四店目をオープンしました。
独身時代高円寺に住んでいた頃、自宅と駅の間の商店街を歩いていると、「自家製ビールあります」の文字と住宅地の路地に向けた矢印が書かれた看板が目に止まったのが最初の出会い。
入り組んだ杉並区の路地を進んでいくと、一軒家を改造したビアレストランが本当にあったのに驚いたものです。
ビールはというと、この頃は荒削りで素朴な正に手作りといったビールでした。メニューに書かれたビールの名前も「レッドエール ver2.xxx」というように試行錯誤している様をオープンに伝えてくる感じも、ああ高円寺らしいなーとワクワクしたのを覚えています。
店内の様子。木がまだ新品ですね。
他の姉妹店全てそうですが、店長さん自らの設計で内装工事されるのがここの恒例みたいですよ。
客席側から見れる仕込み部屋。煮沸の大釜かな?
右手に冷却用らしき冷蔵室への扉が見えます。
最初の一杯はホワイト。小麦感たっぷりで実にフルーティ。
続いてペールエール。ホワイトといい本当に美しい白色。
モルトと苦味のバランスが素晴らしく、一番のお気に入りです。これだけ飲んでいるだけでも幸せ。
メニューはビールもおつまみも全てワインコイン500円形式。キャッシュオンスタイルで、グラスはセルフで洗って次を注いで貰うのは倉敷の「蔵びあ亭」と同じですね。
テーブル席より立ち飲み用のカウンターキャパが大きく取られていて、1,2杯飲んで帰っていくお客さんを結構見かけました。他のビール工房はいつもかなり混雑するので、このシステムは利用しやすくありがたいです。
持ち帰りビールシステムも阿佐ヶ谷同様にあり、持ち込みのペットボトルにビールを量り売りで詰めてもらえます。こんなフリーダムなビアレストラン、都内じゃここくらいですよ。
高円寺の魂を受け継いだサブカルの聖地中野店。ブロードウェーで漫画を漁ったり格闘ゲームで勝負した帰りに、是非いかがですか?
〒164-0001 東京都中野区中野5-53-4(昭和新道商店街板塀前)
http://nakanobeer.blogspot.jp/■営業時間
月~金 18時~23時LO
土日祝 15時~21時LO