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飲んだ - アサヒスーパードライ ドライプレミアム

 これまではお歳暮等の贈答専用商品だったドライプレミアムが通年販売となります。公式では2/18に新発売だったのですが、フラゲ気味に手に入れました。

 日本の大手ビール界隈はプレモルヒット(とアベノミクス名目)の二番手を賭けてプレミアムビールを作るのが流行になっているそうです。プレミアムの明確な定義は存在しませんが、我が国においては通年商品をベースにした上位互換商品という位置付け。より原材料を贅沢に使い、よりボディを豊かによりキレるといったイメージで使われる言葉でしょうね。特に前者の高級志向というキーワードが先行してしまっている感が否めませんが、「いつものよりちょっと贅沢に」という売り方は、いかにも日本人にリーチしそうなテーマです。

 うちの奥さんは日本のビールならエビスかプレモルという人で、スーパードライは食卓にあまり上らないのですが、はてさてお気に召してもらえるでしょうか。

 『贅沢なコクとキレ』が楽しめる、スーパードライのプレミアムビールです。選りすぐりの厳選素材を使用し、醸造工程でひと手間かけた“贅沢醸造”と“スーパードライ酵母”を採用。さらにアルコールを高めの6%にする事により、深い味わいと爽快で澄み切ったキレ味を実現しました。

 泡はなかなかキレイ。一口飲むとスーパードライにしては意外、甘い?というかトウモロコシですかこれは。後味は正しく極度乾燥。プレミアムというよりは、やっぱりジャブジャブ飲みたいビールだな~と感じますが、これはこれで美味しいです。

 しかし、乾杯をして食事を始めた時に印象が変わります。それまで多少なりとも麦芽飲料らしさを感じていたのが、料理の味に完全に負けてしまいせっかくのプレミアムさがわからなくなってしまいました。また、飲み続けるにつれてキレが舌を痺れさせ、益々加速します。奥さんも「普通のスーパードライとあまり変わらないね。日本らしいビールだわ」と厳しい意見。うーん(汗

 恐らくスーパードライのファンの方には最高の一本になると思います。ここまでブランドをブレさせずに完璧な上位互換になっているのは驚きです。

商品名: アサヒスーパードライ ドライプレミアム
原産国:日本
スタイル:ピルスナー
原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール分:6%