飲んだ - [8 Wired]ホップワイアードIPA
前回に引き続きパーティに飲んだとっておきビールです。以降はクリスマスに関係ないかも。
本日の三杯目。ホッピーでうまし pic.twitter.com/sV5qPiCYLa
— きたかみ！ (@north_god) December 22, 2013写真のグラスは初めて使うIPAグラス。確かに底の波形がグラスを傾ける度にほんのわずかに泡を発生させています。面白いなー。お手入れが難しいことだけが悩みどころですが、これは良いものです。
ホップワイアードは、8ワイアードの看板商品ＩＰＡで、 ニュージーランド自慢のホップ「ネルソンソーヴィン」を惜しげもなく投入しました。グラスに注ぐと期待が高まるカラメリーオレンジ。果樹園に佇むような、昂揚感のある空気に包まれ、南国フルーツたっぷりのトロピカルパンチボールの洗礼が待ち受けています。一口含むと ＮＺホップが味蕾を刺激し、唾液が多く分泌され始めます。ＮＺホップ特有のグレープフルーツビターや、パイナップルのジューシーな旨さ、キャラメルのような麦芽の甘みがグリップ力のある麦汁となって、口内→食道→胃袋へと伝っていく様が感じ取れます。麦芽のバックボーンで構築された複雑な層は、スプリンクラーの水しぶきが舞い散る芝生の爽快感、緑豊かで花のような香り、パッションフルーツ、ソーヴィニョンブランのようなグースベリーの香りに包まれ、ソリッドな長い余韻を与えています。世界中で人気のＮＺホップの本場で造られるＩＰＡは完璧なバランスです！
お店でニュージーランドの有名なビールって思い浮かびますか？と聞かれてぱっと思い当らなかったのですが、調べてみても飲んだことのないものばかり。ビール生産では認知度が低いものの、実は原材料、とくにホップの生産では大変信頼のある国なのだそうです。
使用されているネルソンソーヴィンはワインのようなキャラクターを出す特徴を持っており、そう聞くと上品なビールができそうですがむしろパンチのあるビールに使われていることが多く、ブリュードッグのパンクIPAなどに含まれています。
飲んだ最初のインパクトはやはりホップの香りなのですが、苦味はむしろ控えめ。フルーティさと麦の旨味が感じられて苦味とのバランスが調度良く、ホップのパンチと上品さが共存しています。
がっつり苦いIPAが好きな人は物足りないかもしれませんが、毎日飲むならこういうビールです。私は好きです。
